窓の外に福知山城がドーン!
酸っぱ辛い酸辣湯麺が人気
福知山城が再建された1986年の翌年にオープンした朋友。ですから朋友の33年の歴史は、福知山城とほぼ同じなのです。
店主の伊田富美男さんは横浜で修行後した料理人。寡黙でシャイな人柄ということもあり、厨房で黙々と中華鍋を振り続けています。反対に社交的な奥様がオーダーを聞き、質問にテキパキと答えてくれます。
店舗は3階建てのビルの2階。店内は昭和の大衆食堂のようですが、朋友はロケーションもまたご馳走のひとつ。窓の外にドーンとそびえたつ福知山城を眺めながら中華料理をいただけるのです。
メニューは品数が豊富で、どれもやさしい味付けが常連客に好評とのこと。そのなかで「酸っぱ辛いのがおいしい」「一度口にしたら、不意にまだ食べたくなる」と、クチコミで人気が出て名物メニューとなったのが酸辣湯麺(サンラータンメン)。トロミのついたアツアツのスープは酸味が利いて食欲をそそります。
酸味が足りないと感じたら、テーブルに置かれた酢を数滴かけましょう。ここに醤油を数滴足せば、酸っぱさに奥行きが生まれます。ボリュームがあるけど女性客でもペロリと完食し、スープもほとんど残さず飲み干すそうです。
麺類では、しょうゆラーメン(600円)、ネギラーメン(620円)、チャンポン(670円)、五目ラーメン(670円)も人気。
ギョーザ(7個320円)はクセのないあっさり味。ひとくちサイズなので女性にも好評とのこと。丼ものなら、天津飯(570円)、中華丼(670円)がおすすめです。
※料金はすべて消費税別です。
店名 | 中華料理 朋友(ぽんゆう) |
住所 | 福知山市字堀1410-12 |
電話番号 | 0773-23-2001 |
営業時間 | 【ランチ】11:30〜15:00 【ディナー】17:00~22:00 |
定休日 | 火曜日 |
倉田楽 京都・福知山事務所代表。フリーの編集・ライター。美しいフォームでの「自撮り逆立ち」の追求をライフワークとする、神出鬼没で予測不能の男。