丹波の庶民が着ていた衣類約1万点
機織りや組ひも体験もできる文化施設
丹波地方では、江戸時代中期ごろにはすでに木綿が織られ、明治時代に全盛を迎えました。丹波の農山村の女性が、農事の合間に糸を紡いで織った布を「丹波木綿」といい、家族の普段着や布団表などに用いられたそうです。
丹波生活衣館は、故河口三千子さんが収集した約3,600点の布類が福知山市に寄贈されたのが始まり。2002年に市の施設として開館しました。
古くは江戸時代後期から昭和40年ころまでの、丹波の庶民が着ていた着物を中心とする衣類を展示。現在も資料の収集を続け、約10,000点の染織品を収蔵・展示しています。
体験型の施設で機織り機を使った裂織(さきおり)体験で、コースター(約10cm角)などがいつでも制作できます。
名称 | 丹波生活衣館 |
住所 | 福知山市字内記(内記1丁目)10 |
電話番号 | 0773-23-6070 |
開館時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 毎週火曜日(祝日の場合は翌日) |
入館料 | 無料(施設利用は一部有料) |
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倉田楽 京都・福知山事務所代表。フリーの編集・ライター。美しいフォームでの「自撮り逆立ち」の追求をライフワークとする、神出鬼没で予測不能の男。